教室、小売店、支社などの混雑する屋内施設は、最も課題の多い Wi-Fi 環境になることがあります。何十人ものユーザーが混雑した同じ RF スペクトラムを共有し、その全員が、高速で信頼性の高い接続で自分のコンテンツとアプリケーションを使用したいと考えています。
Ruckus R610 では、中密度環境用に、パフォーマンス、手頃な価格、そして 802.11ac の機能をバランスよく組み合わせています。高速データ レート (最大 1900Mbps) とラッカスの高密度処理インテリジェンスにより、何十人ものユーザーにスループットを確保し、価格も手ごろです。
R610 は、K-12 (幼稚園年長 - 高校) の教室、大学の講堂、図書館、小売店、支店などの環境に最適です。教室あたり 30 人以上の生徒のオンライン デジタル学習をデプロイする場合や、大学の講堂で何十台もの学生のデバイスに同時に HD ビデオをストリーミングする場合などに簡単に対応できます。
R610 802.11ac Wi-Fi AP には、ラッカス Wi-Fi 製品専用の特許取得技術が搭載されています。
- 複数方向アンテナ パターンを使用する特許取得 BeamFlex+ 技術により、信号到達範囲が広がります。
- 混雑の少ない Wi-Fi チャネルを動的に見つけて使用する ChannelFly でスループットを改善します。
3 ストリーム マルチユーザー MIMO (MU-MIMO) 接続に対応する R610 は、複数のクライアント機器に同時に信号を送信するため、Wave 2 以外のクライアントを含めた全ユーザーの RF 効率と全体のスループットが高まります。R610 には IoT デバイスをホストする USB ポートとデュアル ギガビット イーサネット ポートも搭載されており、リンク アグリゲーションによってスイッチへのスループットが向上します。
導入する AP の数によらずが 10 台であろうと 1 万台であろうと、R610 は、ラッカスのアプライアンス、仮想、およびクラウド管理オプションから簡単に管理できます。

特徴
目を見張る Wi-Fi パフォーマンス
特許取得 BeamFlex+™ アダプティブ アンテナ技術で 512 通りの指向性アンテナ パターンを活用して、干渉を抑制し、信号到達範囲を伸ばします。
対応デバイスの増加
3 つの MU-MIMO 空間ストリームとデュアルバンド 2.4/5GHz 同時対応無線接続で、一度に接続できるデバイスの数を増やしながら、Wave 2 以外のデバイスのパフォーマンスも高めます。
最高のスループットを自動化
ChannelFly 動的チャネル技術では、機械学習を使用して混雑の最も少ないチャネルを自動的に見つけます。常に、その帯域が対応する最高のスループットを得られます。
複数の管理オプション
R610 はクラウド、オンプレミスの物理/仮想アプライアンス、またはコントローラーレスで管理できます。
より優れたメッシュ ネットワーキング
SmartMesh ワイヤレス メッシング技術でボックスにチェックを入れて、自己形成、自己修復型のメッシュ ネットワークを動的に作ることによって、高価な配線とメッシュの複雑な構成を減らします。
拡張バックホール
オンボードの 1GbE ポート 2 基をリンク アグリゲーション (LACP) と組み合わせて、AP と有線スイッチの間のスループットを最大にします。
Wi-Fi を超える
Ruckus IoT Suite、Cloudpath セキュリティおよびオンボーディング ソフトウェア、SPoT Wi-Fi 位置情報エンジン、および SCI ネットワーク アナリティクスで、Wi-Fi の先を行くサービスに対応しましょう。

R610 は既存のネットワーク インフラストラクチャと統合可能
クラス最高の 802.11ac パフォーマンスと信頼性を提供します。このため、中規模の企業や支店に導入するワイヤレス ソリューションとして理想的な製品と言えます。

教室や図書館への導入 R610 は、教育施設の共用エリアに導入し、高密度環境での高品質ワイヤレス アクセスを提供する場合に理想的です | 小売店 / 支店での導入 R610 は、小売店で高品質ビデオ、ワイヤレス IP 電話、携帯 PoS バー コード スキャナー用にコンパクトなワイヤレス接続を提供する目的で導入する場合に理想的です |
![]() | ![]() |
アクセス ポイントのアンテナ パターン
ラッカスの BeamFlex+ アダプティブ アンテナを搭載した R610 AP は、多数のアンテナ パターン (最大 512 通りの組み合わせが可能) の中から各デバイスとの間に最良の接続を確立するパターンをリアルタイムで動的に選択します。これには以下の利点があります。
- Wi-Fi 信号到達範囲の向上
- RF 干渉の低減
一般的なアクセス ポイントに搭載されている従来の全方向アンテナでは、RF 信号を全方向に不要に放射することにより、環境が過剰に飽和します。一方、ラッカスの BeamFlex +アダプティブ アンテナでは、パケットごとに各デバイスに無線信号を向けてリアルタイムで Wi-Fi 信号到達範囲とキャパシティを最適化し、高デバイス密度の環境に対応します。BeamFlex+ は、デバイスからのフィードバックなしで稼働するため、レガシー規格を使用するデバイスも恩恵を受けます。

アンテナ パターン

アンテナ パターン

アンテナ パターン

アンテナ パターン

メモ: 外側のトレースは、可能なすべての BeamFlex+ アンテナ パターンの合成 RF フットプリントを表します。内側のトレースは、外側の複合トレース内の BeamFlex+ アンテナ パターンを表します。
Wi-Fi 規格 |
|
サポート対象速度 |
|
サポート対象チャネル |
|
MIMO |
|
空間ストリーム |
|
無線チェーンとストリーム |
|
チャネライゼーション |
|
セキュリティ |
|
その他の Wi-Fi 機能 |
|
アンテナ タイプ |
|
アンテナ利得 (最大) |
|
ピーク送信電力 (MIMO チェーン全体の総計) |
|
最低受信感度1 |
|
周波数帯 |
|
HT20 | HT40 | ||
---|---|---|---|
MCS0 | MCS7 | MCS0 | MCS7 |
-94 | -74 | -91 | -71 |
VHT20 | VHT40 | VHT80 | |||
---|---|---|---|---|---|
MCS0 | MCS7 | MCS0 | MCS7 | MCS0 | MCS7 |
-91 | -71 | -89 | -71 | -85 | -68 |
レート | 出力 (dBm) |
---|---|
MCS0 HT20 | 22.5 |
MCS7 HT20 | 19.5 |
レート | 出力 (dBm) |
---|---|
VHT20 | 20 |
MCS0 VHT40 | 22 |
MCS7 VHT40、VHT80 | 19 |
ピーク PHY レート |
|
クライアント キャパシティ |
|
SSID |
|
アンテナ最適化 |
|
Wi-Fi チャネル管理 |
|
クライアント密度管理 |
|
スマート キャスト QoS |
|
モビリティー |
|
診断ツール |
|
コントローラー プラットフォーム サポート |
|
メッシュ |
|
IP |
|
VLAN |
|
802.1x |
|
トンネル |
|
ゲートウェイとルーティング |
|
ポリシー管理ツール |
|
IoT 対応 |
|
イーサネットが |
|
USB |
|
サイズ |
|
重量 |
|
マウント |
|
物理的セキュリティ |
|
動作温度 |
|
動作湿度 |
|
電源 | モード フィーチャー | 最大消費電力 |
---|---|---|
DC 入力 12V DC、2.0A |
|
|
802.3af |
|
|
802.3at |
|
|
Wi-Fi アライアンス4 |
|
準拠規格5 |
|
位置情報サービス |
|
ネットワーク アナリティクス |
|
セキュリティとポリシー |
|
901-R610-XX00 |
|
国別の注文情報については、ラッカス価格表をご覧ください。
保証: リミテッドライフタイム保証付きで販売されます。
詳細については、以下を参照してください: http://support.ruckuswireless.com/warranty。
902-1169-XX00 |
|
902-0162-XXYY |
|
902-0195-0000 |
|
902-0120-0000 |
|
注意: 屋内 AP のご注文の際には、-XX 部分を -US、-WW、または -Z2 で置き換えて送付先を指定してください。PoE インジェクターまたは電源をご注文の際には、-XX 部分を -US、-EU、-AU、-BR、-CN、-IN、-JP、-KR、-SA、-UK、-UN のいずれかで置き換えて送付先を指定してください。
アクセス ポイントについて、-Z2 は次の国に適用されます: アルジェリア、エジプト、イスラエル、モロッコ、チュニジア、ベトナム。
1Rx 感度は帯域、チャンネル幅、MCS レートによって異なります。
2SKU ご注文情報については、Unleashed データシートをご覧ください。
3 最大電力は国の設定、バンド、MCS レートに応じて異なります
4全 WFA 認定資格の一覧については、Wi-Fi アライアンスのウェブサイトをご覧ください。
5現在の利用可能製品については、価格一覧をご覧ください。